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東 琢磨


武装強盗犯としてぶち込まれたシンシン刑務所で書いた戯曲『ショート・アイズ』("Short Eyes", Hill and Wang, 1975, 15th Print, 2000.)で一躍有名になり、出所後は俳優として『刑事コジャック』、『マイアミ・ヴァイス』、『アパッチ砦ブロンクス』などで活躍。同時にミゲル・アルガリンらとともにロイサイダにニューヨリカン・ポエッツを創設したニューヨークのプエルトリカンの詩人。自称、ジャンキー・クライスト。

パーカッショニストのジェリー・ゴンサレスやオリジナル・ラスト・ポエッツのフェリーぺ・ルシアーノとも親交があり、そのジェリーやフェリーぺとともにエディ・パルミエリが赴いた1972年のシンシン刑務所慰問ライヴ(Eddie Palmieri with Harlem River Drive, "Live at Sing Sing", Tico)の時には囚人としてそこにいたようだ。フェリーぺやパルミエリが、マイキーを慰問に行ったのかもしれないが、調査中。

詩集として"La Bodega Sold Drems", Arte Publico Press, 1980/85があるが、その作品は多くのアンソロジーにも収録されている。
また、彼やその時代の詩人・アクティヴィスト…に強烈なドライヴを受けた、エルネスト・キニョーネス『ボデガ・ドリーム』(Ernesto Quinonez, "Bodega Dream", Vintage, 2000.)といった小説が大出版社から登場するなど、文化的アイコンとしての復権ぶりもめざましい。





『ショート・アイズ』は1977年に映画化されており、そちらではサントラをカーティス・メイフィールドが担当している。国内盤が出ている。
ビクター・エンタテインメント、VICP-60574。
映画について。http://www.prdream.com/eyes.html
サントラについて。http://www.blaxploitation.com/s_197.html
また、1980年には、日本でも文学座が上演している。
「ショート・アイズ」とは、児童暴行犯を指す隠語で、プエルトリカンやアフリカン・アメリカンばかりの刑務所に白人の「ショート・アイズ」が収監されるというドラマだ。






サルサ・ファンなら知っている人も少なくないだろう、ルベン・ブラデス主演の名画『クロスオーヴァー・ドリームス』のレオン・イチャソ監督、ベンジャミン・ブラット主演で『ピニェイロ』という映画が作られ、日本でも近日公開の予定。
http://www.msnbc.com/news/692798.asp?cp1=1

この映画のサントラは二種。
まず、同時代のサルサ/ラテン名曲集の体裁の下記のものは既に輸入盤がこちらにも入ってきている。
"O.S.T. Pinero", Universal, 440-071-022-2
キップ・ハンラハンによる
"Original Music by Kip Hanrahan for Pinero", American Clave/ East Works, ewac-1056
こちらは6月発売予定。

*本サイトのリンク集も参照されたい。